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みんなのひろば

■3月は岩手県「こころに寄り添い いのちを守る いわて」月間 救える命がある~みんなでつなごう いのちと心の絆~ ○不安や悩みを気軽に相談・理解し合える社会へ ストレス社会に加えて、長期化する新型コロナウイルス感染症や不安定な世界情勢、それに伴う物価高騰、さらには自然災害などにより、不安や悩みが増している人も少なくないと思います。そのような時だからこそ、身近な人と話をしたり、相談したり、心の不調について理解を深め支え合える地域づくりが大切です。 ○誰でもかかる可能性があるこころの病気「うつ病」 職場や家庭などで嫌なことや辛いことがあって、やる気が出ない、楽しくない、悲しいなどの気分が落ち込む「うつ」状態は誰にでもあることです。ただ、この状態が2週間以上続いたり、気分の落ち込みが日常生活に支障をきたすときは、「うつ病」を疑う必要があるかもしれません。 うつ病のセルフチェック? 最近こんなことが続いていませんか? ・これまで楽しんでやれていたことが、楽しめなくなった ・以前は楽にできていたことが、今ではおっくうに感じられる ・自分が役に立つ人間だと思えない ・わけもなく疲れたような感じがする ・毎日の生活に充実感がない 2つ以上に当てはまり、その状態が2週間以上続いている場合は要注意です。 参考・うつ対策推進方策マニュアル(厚生労働省地域におけるうつ対策検討会) ○心の不調を感じたらまずは相談を 心の不調を感じたとき、1人で悩みを背負いこんでしまうと、抜け出せずに、どんどん負のサイクルに陥ってしまうことがあります。誰かに話すことで、気持ちが軽くなるとともに、解決の糸口を見つけることにつながるかもしれません。話す相手が思い付かない、誰に相談して良いのか分からないときには、相談窓口を利用しましょう。 ※ご自身のこころの状況を知るため、QRからメンタルヘルスチェックをご体験ください。(QRコードは本紙をご覧ください) ■やはラヂ!次回は3月5日(火)、19日(火)に放送 みんな一緒に『シルバーリハビリ体操』 ・椅子に座り、両足を床に付けて背筋を伸ばして始めましょう ○誤嚥(えん)予防の嚥下体操[飲み込みに関わる筋力の強化] 誤嚥は、食べ物などを飲み込んだ際に気管に入ってしまうことです。 (1)口を大きく開きながら「ぱ・た・か」と大きな声で5回繰り返す。 (2)下記の表の順番にゆっくりと大きな声で発声する。 ポイント:「ぱ」は唇の運動、「た」は舌の運動、「か」は喉の奥の運動になります。 1・られりるれろらろ 2・はへひふへほはほ 3・たてちつてとたと 4・かけきくけこかこ 5・なねにぬねのなの ○失禁予防の体操[くしゃみや、ささいな動きで起こる尿漏れを予防] 「1、2、3、4」と数えながら、流れるように動きましょう。 (1)「1」で踵(かかと)を上げ、同時に右手をお焼香の時のように上げ、この時に肛門を締めるように力を入れる。 (2)「2」「3」で続けて肛門に力を入れる。 (3)「4」で力を抜き同時に踵と手を下ろす。 (4)これを4回程度繰り返す。 ポイント:お腹ではなく、肛門を締めるイメージ。(1)はお焼香の灰をつまむかたちを取ります。 (参考)茨城県立健康プラザシルバーリハビリ体操指導士養成講習会テキスト ※体操の詳細は本紙17ページをご覧ください。 問い合わせ:役場健康長寿課長寿支援係 【電話】611-2828