概要
AtoZとは、「全部の」「全ての」「全部含まれた」というような意味をもつ言葉です。AからZまでのアルファベットを頭文字として地域の魅力を26の視点から紹介する手法で、ひとつの対象に多面的に光を当て、深く掘り下げて新たな視点を得たり再発見したりするツールとして活用することを京都府綾部市出身の塩見直紀氏により提案されています1。
豊岡地区では、豊岡の魅力を発信するための一つのツールとして、岩手県立大学総合政策学部により、「岩手豊岡AtoZ」が作成され、地域の魅力を26の視点から紹介しています。
この「岩手豊岡AtoZ」は、第一段階として『地域の魅力にきづく』ための総合版を作成し、第二段階として『関係人口をきづく』ための詳細版を作成する予定です。総合版では、「豊岡地区をゼロから知って欲しい」「まずは豊岡地区の存在と名前を覚えて欲しい」という思いから、豊岡地区全体の魅力を発信するためのツールとして活用することが期待されます。また、詳細版では、「他の地区との差別化を図りたい」「豊岡地区独自の魅力を発信したい」「テーマに関心がある人を観光に結びつけたい」という思いから、豊岡地区の魅力1つ1つに特化した、テーマ別のAtoZを作成します。
最終的には、AtoZを参考に聞き書きのテーマを設定し、地区住民の詳細な記憶を保存することや、小中高の郷土学習の教材として活用されることで、『豊岡地区の新たな記憶をきづく』ことを目指します。
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